いっしょに塗装するのが「付帯部(ふたいぶ)」の塗装です。
「付帯部」って何?
って思われた方も多いと思いますが
例えば、以下のような箇所が家の「付帯部」になります。
*軒天(のきてん)・・・外壁から突き出した屋根の裏側(天井)
*破風(はふ)・・・屋根の側面にある20cmくらいの幅の板状の部分
*霧除け(きりよけ)・・・庇(ひさし)とも言いますが、窓の上とかにある
小さな屋根みたいな部分
*雨樋(あまどい)・・・「とよ」などの呼ばれることもある、屋根の側面に
付いている雨水の排水設備
その他、雨戸、戸袋なども含めた、要は屋根、外壁を除いたほとんどの部分が
「付帯部」と言ってもいいでしょう。
で、メインではない「付帯部」を何で塗装するかというと、「付帯部」の多くが
雨風から家を守っているからなのです。
特に、霧除けや雨戸など、鉄製の部分(鉄部)は、最も塗装メンテナンスが
必要だと思います。
鉄は放っておくと錆びて、腐食して、穴が開いたりしちゃいますので
そうなっちゃうと、防水的にかなりの大問題!!
それを防ぐ為に、早め早めの、塗装が必要なんです!
また、鉄部の塗装は、塗装前の準備が特に大切。
適当に塗ると、すぐに塗装が剥がれちゃいます。
まず、ケレン(研磨処理)で錆を入念に落としてから、
「ハイポンファインプライマー」などのサビ止めをきっちり塗り、
そして、仕上げは油性の塗料できれいに仕上げます。
例えば、関ペの「セラMレタン」なんか、ツヤが良くて、
けっこう好きですね。
とまぁ、かなり大切な「付帯部」塗装ですが、
見積書にきちんと明記していない業者さんもいるみたいなんで注意!
「この業者、けっこう外壁塗装の工事代が安いなぁ~」
なんて喜んでいたら、付帯部の塗装は全部別料金!
後から追加工事だらけ。。。
なんてこともあるかもしれないので、
見積時によ~く確認したほうがイイと思いますよ。
以上、洗える韓流マスク着用中、、、診断士サムでした。