塗料は水性と油性、どっちがいいの?

こんにちは。外壁診断士のサムです。

外壁塗装の見積などやっていると、お客様から

 「塗料は水性と油性、どっちがいいの?」

とうようなご質問を受けることがあります。

 ※「水性」は水で溶かす塗料
  「油性」はシンナーなどの溶剤で溶かす塗料 という意味です。(ざっくりですが・・・)

今までのイメージは

 「油性」=臭いがきついけど長持ち
 「水性」=臭いはしないけど耐久性が劣る という感じかもしれませんね。

それなら、「油性」が良いのではないかと思われますが
塗料メーカーも、臭いの少ない「水性」の改良を、ガンガン進めているので
実は「水性」のほうが最近は人気だったりするんです。
特に東京なんかは隣家との距離が近いので、臭いは気になっちゃいますもんね。

例えば、大手メーカー「エスケー化研」のシリコン樹脂系

 「水性」塗料の「水性セラミシリコン」
水性セラミシリコン(エスケー化研)

メーカーHPで確認すると、耐用年数 12~15年 となっており
これは、同メーカーの「油性」シリコン樹脂系塗料「クリーンマイルドシリコン」の耐用年数とまったく同じ!

そうです!耐用年数が同じなら、臭いのあまり出ない「水性」塗料で外壁塗装をしたほうが良さそうですよね。

ちなみに、下地が鉄とか木の場合は、「水性」塗料だとしっかり密着せず、剥がれやすいので
塗る場所によっては、「油性」塗料を選択します。


以上、今日のBGMは吉川晃司の「モニカ」、、、サムでした。