で、その「鉄部塗装」ですが、適当にペンキを上から塗るだけなら
誰でもできるんですが、プロの職人さんのやり方はちょっと違います。
まず、塗膜剥離やサビのゴミ、ペンキなどが回りに飛び散って
汚れないようにマスカーテープなどでしっかり養生し
※マスカーテープ:布テープ付きのビニールシートみたいなもの
ケレン(研磨作業)で剥がれかけの塗膜やサビをできる限り落とし
※ケレン:ナイロンたわしみたいなもので汚れなどを擦り落とす作業
それから、「ニッペ ハイポンファインプライマーⅡ」などの
サビ止め塗料で下塗りをし、
さらに、適切な油性塗料で仕上げ塗装 2回塗りをする(合計3回塗り)
というような細かい工程を踏んで、やっと「鉄部塗装」が完了します。
自分でやってみるとわかりますが、小さなスペースでも「鉄部塗装」は
かなりの労力を使います。
ただ、たいへんな作業だからといって、適当に手を抜いてやってしまうと、
あっという間に、またサビが再発して塗装が剥がれてきますので
ホント、「鉄部塗装」は要注意です。
【ご注意ください】
きちんとした工程で塗装しても、一度サビが発生した箇所は完全には
直りません。(再度、サビが発生したり、塗装が剥がれてきます)