下塗り塗料の選択ミス…!

こんにちは。外壁診断士のサムです。

外壁の劣化症状といえば、クラック(ひび割れ)、チョーキング(壁を手で触ると粉が付く症状)などが有名ですが
塗装が異常に剥がれたりする場合、ただの劣化症状(経年劣化)ではなく、施工不良の疑いも出てきます。

塗装が剥がれるという症状ですが、塗料と家の外壁がきちんと密着していなかった場合に起こることが多く
その理由にはいくつか思い当たることがありますが、そのひとつに下塗り塗料の選択ミスが考えられます。

なぜなら、下塗りの役割のひとつに、外壁下地と塗料の密着性を高めるというものがあり
下地の材質をしっかり調べずに、いい加減な材料で下塗りをしてしまうと、中塗り、上塗りの塗料がきちんとくっ付かずに
塗装が剥がれる原因になるからです。


 ※例えば、、、窯業系サイディングの下塗りに、微弾性フィラーを使ってはいけません。


この下塗りに関する施工不良問題ですが、通常、下塗りの上に仕上塗りを塗り重ねてしまう関係で
塗った直後は普通にキレイに見えてしまいます。
塗装の剥がれ
塗装の剥がれ

しかしその後、数年経ってから問題がでてきたりしますので、そんな意味からも・・・

外壁塗装は、ただ単純に工事金額で選ばずに、5年後、10年後も相談に行けるような業者さんに
依頼することが特に重要だと私は考えます。


以上、ジョジョなら 「空条承太郎」推し、、、サムでした。
(東方仗助も捨てがたい・・・)